五十肩とは、肩の関節が硬くなり、動かしにくくなる状態です。英語ではfrozen shoulderと呼ばれます。肩関節周囲の組織の柔軟性がなくなり、肩の痛み、動かしにくさがあり、髪を結ったり、帯を結ったりする動作が難しくなります。実は私も今年の春からこの五十肩に悩まされています。夜に寝ていても痛みがあり、髪を洗ったり、服を着替えたり、ズボンのベルトを通すのにも困っています。五十肩の治療は痛みの治療と肩の柔軟性をもとに戻す治療とにわかれます。あまりに痛みが強い時期は、肩を安静にすることが大切です。必要に応じて、痛み止めを使ったりします。ある程度痛みが落ち着いたら、肩関節の動きをよくするリハビリが必要です。悪くない方の腕で痛めている腕を伸ばしたり、曲げたりとストレッチをします。コッドマン体操というアイロンくらいの重りを使った運動もいいです。肩の運動は大切ですが、痛みが強い時には無理をせず、医師に相談しましょう。五十肩は良くなるまで何か月もかかることがあります。根気よく治療をしましょう。