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蜂に刺されたとき

先日、家の庭に「ぶーん、ぶーん」と大きな音がしているなと思ったら、庭の木にミツバチの大群が花粉を求めて集まっていました。暑くなって、蜂の活動も活発になっていますので、皆さんも注意してください。

 

 今回は、蜂に刺された時の症状と治療について説明します。蜂に刺された時の症状には、刺された局所の症状と全身の症状とに分かれます。

 まず局所の症状は、刺された周囲が腫れて、赤くなり、痛みやかゆみが生じます。刺された直後は、冷却したほうが痛みや腫れは和らぎます。腫れは翌日のほうが強い場合が多いです。そして、怖いのは全身の症状です。体にじんま疹がでたり、立ちくらみ、息苦しさなど、全身のアレルギー反応(アナフィラキシー)が出ることがあります。

 診察では、蜂の針が残っていないか確認し、残っている場合には取り除きます。症状に応じて、痛み止めやかゆみ止めの塗り薬、アレルギーのお薬などを処方します。そして、じんま疹などの全身の症状が出ていないかを確認します。もし、全身の症状がある場合には、重症になりえますので、点滴や注射といった処置をします。こういった全身の症状は、刺されて30分以内に現れることが多いですが、まれに遅れて症状がでることもあります。刺された直後であまり時間が経過していない場合には、クリニックでしばらく様子をみさせていただくことがあります。